この記事のラインナップ
あなたも、一度は名前を
聞いたことがあると思います。
「シーバスリーガル」。
その中でも日本限定の「ミズナラ」や、
は特に人気ですが、
検索すると
「シーバスリーガル まずい」
という声も見かけます。
ネットでは、
「まずい」「薄い」「高いわりに普通」
といった声がちらほら。
この記事では、
シーバスリーガルが
なぜ“まずい”と言われるのか、
そして本当はどんな魅力を隠しているのかを、
口コミと味わいの両面から見ていきます。
きっと読み終えたころには、
少しだけこのボトルを
飲みたくなっているはずです。
シーバスリーガルとは？ブランド概要
まずはシーバスリーガルが
どのようなブランドなのかを
押さえましょう。
池田エライザさんがコラボしてるよね！
スコッチの世界で
「上品」「まろやか」といえば
――多くの人が真っ先に思い浮かべるのが、
このシーバスリーガル。
その始まりは19世紀、
スコットランド北東部のアバディーン。
シーバス兄弟が高品質な
ブレンデッドウイスキーを追求し、
「優雅さと調和」を信条に掲げたのが
すべての始まりでした。
今では200年以上の歴史を持ち、
世界150か国以上で愛される
ブレンデッドスコッチです。
- シーバスリーガル 12年：定番中の定番。甘みとクリーミーさで初心者にも親しまれる。
- シーバスリーガル ミズナラ：日本市場向けに開発され、ミズナラ樽フィニッシュによるスパイシーな余韻が特徴。
- シーバスリーガル 18年：85以上のフレーバーノートを持つとされ、複雑で奥行きのある味わい。
やわらかな甘みとスムーズな口当たりは、
初心者にも飲みやすく、
どんな場面にも馴染みます。
日本では「ミズナラ」など
独自のエディションが人気。
穏やかな風味の奥にある
熟成モルトの深み――
それこそが、
シーバスリーガルが
長く愛され続ける理由なのです。
「まずい」と言われる理由を整理する
なぜ「シーバスリーガル まずい」と言われることがあるのか。
口コミを眺めると、
シーバスリーガルの“まずい”評価には
いくつか共通点があります。
順番に整理して見ていきましょう。
1. 甘さ・ライトさゆえの物足りなさ
シーバスリーガルは
全体的にやさしく、角がありません。
だからこそ
「刺激が少ない＝つまらない」
と感じる人が一定数います。
とくにスモーキーなアイラ系を好む人にとっては、
上品すぎる仕上がりが“まずさ”に映ることも。
ただ、そのやわらかさは
「毎日飲めるバランスの良さ」
とも言い換えられます。
一度クールダウンして飲み直してみると、
なめらかな余韻と
果実のような甘みに気づく人も多いんです。
2. 価格と味のバランス
12年やミズナラは3,000〜5,000円前後、
18年は1万円を超える価格帯です。
「値段の割に味が普通」
という声もよく見かけます。
シーバスリーガルは輸入スコッチの中でも
ブランド力が高く、12年でも実売3000円前後。
そこに「値段＝高級感」を期待してしまうと、
マイルドな味わいが“軽く”
感じられてしまうんですね。
3. アルコール感や香りの好みの分かれ
12年などのスタンダードボトルは、
若干アルコールの刺激を
感じることもあります。
フルーティーな香りを「弱い」と感じる人も。
香りの複雑さを求める上級者ほど
評価が割れる傾向があります。
ラインナップ別に見る「まずい」評判
シーバスリーガルには
複数のラインナップがあり、
それぞれで評価が分かれます。
定番の12年、
日本限定のミズナラ、
そして高価格帯の18年。
それぞれが“まずい”と評される理由を具体的に見ていきましょう。
ラインナップが豊富ですよ。
シーバスリーガル 12年
ハチミツやバニラの甘さが強調され、
口当たりは柔らかく飲みやすいのが特徴。
「まろやかで飲みやすい」一方で
「印象が薄い」との声も多いですが、
ハイボールにするとキレが増し、
食中酒として活躍します。
入門向けとしては優秀ですが、
ヘビーなモルトを好む人には物足りないかもしれませんね。
これからお試しするのがおすすめ。
シーバスリーガル ミズナラ
梨やオレンジのようなフルーティーな香りに、
ミズナラ由来のスパイシーな余韻。
“ジャパニーズブレンド”らしい穏やかさが人気です
日本人向けに開発された特別仕様ですが、
「スパイス感が苦手」
「香りが独特」と感じる人も。
一方で「和食に合う」
「ハイボールで最高」
と好意的な声も多いです。
シーバスリーガル 18年
18年は、バニラやドライフルーツの甘みが濃厚で、
12年よりも格段にリッチ。
85以上のフレーバーノートを持つとされ、
複雑で奥行きのある味わい。
上品で深みのあるブレンドを求める人におすすめ。
熟成年数ゆえの重厚さを楽しめますが、
「複雑すぎて分かりにくい」
「値段に見合わない」との評価も。
ウイスキーへの熟練度で評価が分かれやすいです。
口コミ・レビューから見える傾向
実際の口コミを見てみると、
シーバスリーガルには
賛否両論がはっきりと存在します。
ここではポジティブな声と
ネガティブな声を紹介しながら、
「まずい」と感じやすい人の特徴を整理します。
ポジティブな声
上品で調和の取れた味わいに対して、
“落ち着く”“安定している”
と評価する人が多数。
- 「飲みやすくて上品」
- 「ハイボールにすると華やか」
- 「プレゼントに適した安心感のあるブランド」
こんばんは！！ シーバスリーガルのミズナラになります！！ 香り味共にバランスが良く飲みやすいです！！ 私は炭酸で割るのがすきです！！ロックでもおいしいですよ！#ウノカフェくるまみち#バー#ウィスキー #名古屋 pic.twitter.com/bUi12DEqBt
— Uno2cafe (@Unocafe2nd) August 24, 2025
シーバスリーガル18年
シェリー樽系の甘みと華やかな香り、余韻にちゃんと微スモーキー。軽やかで飲みやすい。12年よりもアルコール感なくて、余韻のスモーキー感を感じやすいと思った。Theスコッチって感じ。 pic.twitter.com/U5sSjiTibP— ゆーいち (@whisky202212) September 7, 2025
父の日
プレゼント🎁頂きました
大好きなシーバスリーガル😍 pic.twitter.com/0DNsnSJrND— 勝ちゃん (@PUfecM2unscolm7) June 16, 2024
初めてのスコッチとしての
導入にも向いています。
ネガティブな声
一言でいえば、
“尖っていないことへの不満”。
- 「甘すぎて物足りない」
- 「アルコール感が強い」
- 「値段に比べて特徴が薄い」
シーバスリーガル12年ミズナラ🇯🇵
現行ボトルを初めて飲む。シーバスミズナラの甘い感じはそのままに、少しオレンジの酸味が加わってる。自分は甘過ぎてそんなに好きじゃないけど嫁は美味い美味い言ってる😅 pic.twitter.com/qY8oCqvQPh
— ひろりんパパ (@whiskyjp) March 24, 2024
シーバスリーガルてこんな舌ピリピリしたっけ
— いち (@ci111m) December 15, 2017
シーバスリーガル ミズナラ 12年
よく言えばオールマイティに飲みやすい
悪く言えば特徴があまりない。
そんなお酒。 pic.twitter.com/MFhPRK5CRx— いぐにん－R (@IGNAT_R) February 28, 2025
総じて、「まずい」と感じやすいのは
重厚感・スモーキーさを求める人、
あるいは価格に対して強い個性を
期待している人であるといえます。
これはつまり、派手さよりも
上品さを求めた設計の裏返しでもあります。
美味しく楽しむ飲み方
シーバスリーガルは、
飲み方で印象が
大きく変わるウイスキーです。
シーバスリーガルも例外ではなく、
ハイボールやロック、トワイスアップなど、
工夫次第で魅力を引き出せます。
ここではおすすめの飲み方を解説します。
- ハイボール：12年やミズナラは炭酸で割ると爽快感が増し、香りも引き立つ。
- ロック：氷で冷やすことでアルコール感が和らぎ、甘さが前に出やすくなる。
- トワイスアップ／水割り：18年の複雑な香りをゆっくり楽しみたいときに最適。
僕は12年は割るけど、
18年は割らないかな。
価格とコストパフォーマンス
味の評価に直結するのが価格帯です。
シーバスリーガルは
12年・ミズナラ・18年で
それぞれ価格帯が異なり、
満足度も変わってきます。
この章では日本での実売価格と、
同価格帯の他スコッチとの比較を紹介します。
- 12年：3,000円前後
- ミズナラ：4,000〜5,000円前後
- 18年：10,000円前後
どれもブレンデッドとしては
やや高めの価格帯ですが、
完成度・ブランド信頼性を考えれば妥当です。
“日常のご褒美ボトル”
としてのポジションがぴったり。
仕事終わりにミズナラをカ～っとね。
まとめ：シーバスリーガルは本当に「まずい」のか？
結論から言えば――
シーバスリーガルは、
強いピート香や刺激ではなく、
調和・上品さ・安らぎを
届けるためのブレンデッドです。
「まずい」とは限らない。
12年は入門や日常飲みに、
ミズナラは和食やハイボールに、
18年は特別な1本として。
“主張しすぎない良さ”に気づいたとき、
このウイスキーの真価が見えてくる。
「まずい」どころかブランドの魅力を
存分に楽しめるでしょう。
かっこいい、うまい。
いいとこづくしのウイスキーです。
