この記事のラインナップ
アイリッシュウイスキー

近年、日本で爆発的に売れているウイスキーで、
コンビニでもよく見かけるようになりました。
「バスカー 緑 まずい」で検索すると、
いろんな声が出てきます。
“薄い”“甘い”“深みがない”。
たしかに、
そう感じる人がいるのもわかります。
でも実際に飲んでみると、
それは少し違う。
これは“重たいウイスキー”を
求める人に向けた味じゃない。
軽くて、明るくて、
香りで癒されるウイスキーなんです。

たぬき腹は夏になると2本くらい消費するわね。
バスカー(The Busker)とは?ブランド背景とラインナップ
バスカーは、
アイルランド・カーロウにある
ロイヤルオーク蒸溜所で造られる
新世代のアイリッシュウイスキーです。
“誰でも気軽に楽しめるウイスキー”を
目指して日本では2021年に登場しました。

伝統的なポットスチル製法を守りながらも、
複数のカスク
(バーボン樽、シェリー樽、マルサラ樽)
を使い分けることで、
個性的かつ親しみやすい味わいを
実現しています。
シリーズはラベルカラーごとに
分かれており、
緑ラベルはブレンデッドタイプ。
同シリーズには青(シングルグレーン)、
赤(シングルポットスチル)、
灰(シングルモルト)などもあり、
緑はエントリーモデルとして
最も手に取りやすい存在です。

緑はあちこちで見れるはず~。
バスカーの基本情報(国・蒸留所・発売背景)
生まれはアイルランド。
ただ、作り手はイタリアの
「カンパリグループ」。
そのせいか、イタリア的な明るさが
感じられます。
- 生産国:アイルランド
- 蒸留所:ロイヤルオーク蒸留所
- 発売時期:2020年代に世界市場向けに展開
- 製法:モルト・グレーン・ポットスチルを全て自社蒸留
伝統的なアイリッシュの
3回蒸留で雑味を抑え、
バーボン・シェリー・マルサラの
3種類の樽で熟成。
だからこそ、
軽いのに香りに“奥行き”がある。

マルサラ樽ってなかなか聞かないかも。
アイリッシュウイスキーの特徴との違い
アイリッシュといえば、
滑らかでクセが少なく、
飲みやすい印象。
バスカーもその流れにありますが、
3種の樽を組み合わせることで
香りの厚みを持たせています。

ただ、スモーキーやビターを好む人には
少し物足りなく感じるかもしれません。
“やさしさを前に出したアイリッシュ”——
それが、バスカーの持ち味です。
「まずい」と言われる声:口コミ・評判を整理
SNSや口コミサイトでは、
バスカー緑に対して以下のような
ネガティブな意見が見られます。

- アルコール感が強い:「ツンとした刺激があって飲みにくい」
- 香りが弱い:「ウイスキーらしい深みが感じられない」
- 軽すぎる:「水っぽいように感じて物足りない」
- 後味にクセ:「独特の苦味やえぐみが残る」
噂のバスカーGET🥃
ストレートはアルコール感があるもののハイボールにはイイネ pic.twitter.com/sHnxQV4jhO— Kenzo (@CraqueBaggio) March 19, 2022
以前からYouTubeで絶賛のバスカーをハイボールで飲んだが、期待値が高すぎて、不味くはないが、ローヤルの方がうまい。
・バスカー トロピカルでスパイシーだか軽すぎて味がはっきりしない。
・サントリーROYAL バニラの香りクセがない。#バスカー#サントリー#ROYAL pic.twitter.com/A6kqbH97Yi— 白身魚 (@rihakut700) December 12, 2023
バスカーはちょい加水かストレートがいいな!ロックはえぐみさ際立つ
— aki (@TACKER3) July 21, 2022
「まずい」というより、
求める味の方向が違うという印象です。

割るのがベター。
「美味しい」と言われる声:良い評判・支持派の視点
一方で、ポジティブな口コミも多数あります。
「美味しい」と感じる人は、
軽さを評価しています。
- 飲みやすい:「クセがなくスッと入ってくる」
- フルーティーで爽快:「青リンゴや洋ナシのような香りが心地よい」
- ハイボールに最適:「ソーダ割りにすると爽快感が増して抜群」
- コスパが高い:「2000円前後でこのクオリティなら十分満足」
今日は久しぶりに飲みたくなった、バスカーさんを開栓❗️飲みやすいな〜
明日は休み!ウィスキー棚でも整理して、もっと置けるように来て行こうかな〜^_^ pic.twitter.com/Fjnvf5yLUP— ノーレッジ卿 (@eD1vA0ni9pEqvpI) February 24, 2025
バスカー緑ハイボール
フルーティ!! pic.twitter.com/6A7MoR7UcO— ろーらい (@Rollei_whisky) September 2, 2024
帰ってから飲む用に買うオススメのアイリッシュウィスキー。
特にウィスキーソーダがオススメ。
バスカーは2,000円代で買えるのでコスパも◎ pic.twitter.com/yUp2Td7A4n— カズ魔 (@gajdgkm48) February 28, 2025
とくにハイボールで飲むと、
マルサラ樽の甘い香りが
炭酸と一緒に広がる。
ストレートよりも、
軽やかに飲むほうが本領を発揮します。

BBQには一本持ってこう。
冷凍庫で冷やしても◎
味の構造・技術的観点から見る、感じ方の分かれ目
賛否が分かれる背景には、
製法と構成の特徴があります。

バーボン樽/シェリー樽/マルサラ樽のブレンド効果
テイスティングノート
| 要素 | 内容 |
|---|---|
| 香り | 蜂蜜、りんご、マルサラ樽由来の甘い果実。ふわっと広がるモルトの優しい香りで、アルコールの刺激は控えめ。 |
| 味わい | 穀物の甘みが前面に出て、口当たりはなめらか。フルーティーでフレッシュなテイスト。 シェリー由来のレーズン感も少々。 |
| 余韻 | 軽やかで短め。最後にほんのりスパイスを感じて、すっと消える。 |
| 総評 | 全体に柔らかく、甘さと香りのバランスで癒されるタイプ。濃厚さよりも“やさしい飲み心地”を重視した設計。 |
- バーボン樽:バニラやキャラメルの甘み
- シェリー樽:レーズンやドライフルーツのニュアンス
- マルサラ樽:ワイン的な甘酸っぱさと独特の余韻
この組み合わせがバスカーの個性を生みます。
“飲みごたえ”を期待すると
肩透かしですが、
“気分をやわらげる一杯”として見ると、
非常に完成度が高い。

値段考えたらかなり良き。
アルコール度数と口当たりの関係
度数は40%。
数値自体は標準的ですが、
若い原酒主体のため、
アルコールの刺激を
強く感じる人が出やすい構造です。
バスカー シングルポットスチル、ストレートで頂きます。
アルコールがピリッとするのでちょい加水するも余り好みではない。酸味がダメなのかねー。要炭酸案件だわ。#BUSKER #SinglePotstill #IrishWhiskey #Whiskey pic.twitter.com/FvoZn7h8PV— die (@dieingmessage) January 31, 2024
バスカーは、
“いじれる余白”があるウイスキーです。
トリプルカスクがもたらす個性
一般的なアイリッシュに比べて「甘さとクセ」が強調される仕上げ。
3種類の樽を合わせる理由は、
“軽いだけでは終わらせたくない”から。
好みが分かれる大きな要因といえます。
バスカー
甘さを樽が適度にカバー。爽やかな仕上がり。アルコールのアタックも無く飲みやすい。トロピカル感はまぁ、言いたい事は分かる。この価格帯では相当に優秀かと。 pic.twitter.com/ksbwjpnYo5— guragura (@guragur77156212) October 22, 2021
甘み、香り、余韻——
それぞれが少しずつ違う方向に広がって、
飲むたびにバランスが変わる。
だから、ハイボールでも
水割りでも飽きない。
飲み方・アレンジで変わる印象:スムーズに楽しむコツ
“軽いウイスキー”だからこそ、
合わせ方で表情が変わる。
飲み方次第で大きく印象が変わります。
おすすめは以下のスタイルです。
- ハイボール:
1:3〜4のソーダ割りが最適。フルーティーさが引き立ち、爽快な飲み口に。 - ロック:
氷で冷やすことでアルコール刺激が和らぎ、まろやかに。 - 水割り:
少し加水すると青リンゴや洋ナシの香りが立ちやすくなります。 - カクテルベース:
ジンジャーエールやトニックで割っても飲みやすく、初心者におすすめ。

ちゃんぽんちから氏の
バリウマで大ブレイク。
コスパはすこぶるいいので
毎晩飲んでも財布にやさしい!(?)
結論&まとめ
“バスカー 緑 まずい”という声は、
濃い味やスモーキーさを求める人が
飲んだときの感想です。
- まずい派の意見:アルコール感が強い、軽すぎる
- 美味しい派の意見:飲みやすい、フルーティー、コスパ抜群
結論として、バスカー緑は
「コスパに優れ、気軽にハイボールやロックで
楽しめるアイリッシュウイスキー」 です。
香りを感じて、
ゆっくり飲みたい人にはよくできた一本。
ハイボールにすれば、
甘い香りと軽い飲み口が心地いい。
無理に個性を主張しない、
静かな優しさを持ったウイスキーです。
「まずいかも」と不安な方も、
飲み方を工夫すればきっと満足できるはずです。

ええど、バスカー。




