この記事のラインナップ
ウイスキーの棚を見渡せば、
必ずと言っていいほど目にする
世界中のバーで愛される
スコッチの定番中の定番です。

その知名度の高さから
「安いのに旨い」と評価される一方、
「まずい」「薄い」と感じる人もいて、
賛否が分かれる銘柄でもあります。
ぼくは最初に飲んだときから美味いな~って思ってたけど、
「これが世界で売れてる理由はなんだろう?」
と思ったんですよね。
派手さはないけれど、毎日でも飲めるなにかがあるんです。
この記事では、バランタイン ファイネストの
世間の評価に密着していきます。
「まずい」という声はどこからやってくるのか…!!

酒飲みのウイスキーデッキには
これがいることもしばしば。
バランタイン ファイネストとは?ブランド背景と特徴
「バランタイン」は1827年に
スコットランド・エディンバラで誕生しました。
創業者ジョージ・バランタインが築いた
ブレンデッド技術は今も引き継がれ、
現在では世界160か国以上で親しまれています。

そのなかでもファイネストは
多くの人に嗜まれる一本。
“スコッチの王道”と呼ばれる理由は、
40種類以上のモルトと
グレーンを巧みにブレンドし、
誰にでも飲みやすい調和を
実現している点にあります。

めっちゃブレンドするやん。
世界的人気を誇るスコッチの代表格
バランタインは1827年に
創業した歴史あるブランドで、
ファイネストはその中でも
最も親しまれている定番銘柄です。

世界で広く流通していることから、
初心者が最初に手に取りやすい
スコッチの一つになっています。
公式が語る味わいの特徴(軽やかさと複雑さ)
ファイネストの魅力は
「軽やかさと複雑さのバランス」。
蜂蜜のようなやわらかい甘み、
かすかなスモーキー感、
そしてバニラの香ばしさが調和しています。

飲み口は滑らかで、クセが少ない。
ストレートよりもハイボールや
ロックで本領を発揮し、
飽きずに飲める“万能タイプ”のスコッチです。

しっかりした味わい。
「まずい」と言われる理由:口コミ・評判を整理
SNSやレビューサイトを見ると、
「バランタインはまずい」
という声も少なからずあります。

実際にどのような点が
不満につながっているのかを、
口コミをもとに具体的に見ていきましょう。
アルコール感が強く飲みにくい
「刺激が強い」
「アルコールが立ちすぎている」
という口コミは特にストレートで飲んだ人に多いです。
『バランタイン ファイネスト』
度数:40%
香り:飲み方にもよるが、バニラの様な甘い香り。
味:値段の割に浅くなく、平坦でもない。アルコール感は熟成が少ないせいかきついので、水やソーダで割ったほうが美味しいと思う。
スコッチの入門としてオススメ。#ウイスキー#バランタイン pic.twitter.com/ERqEXde1VE— 酒・紹介 (@ZtQBbgoCQc4jM8N) September 8, 2025
価格帯を考えると若い原酒が多く含まれるため、
この印象を持つ人は一定数でるのかもしれません。
スモーキーさ・クセが苦手という声
「スモーキーで鼻に残る」
「独特の香りが苦手」
と感じる人も。
今回はバランタイン ファイネストを飲んでます。香りが強くてだいぶクセが強い!
— turbo@T.M.R. VOTE JAPAN 武道館 (@turb0723) January 18, 2013
バランタインはアイラ系ほどではありませんが、
ブレンデッドの中でも
ピート香がほんのり残るタイプです。
これが“ウイスキーらしさ”と感じる人もいれば、
“薬っぽい”と感じる人もいて、
まさに好みが分かれるポイントです。
バーボンなどの甘みを好む人には
ややハードルが高い場合もあります。

裏を返せば新しい味体験の入門編に成りうる。
味が薄く物足りないと感じる人も
「軽すぎて印象が残らない」
「コクが足りない」
といった意見も見られます。
これは逆に、
スモーキーで重厚なシングルモルトを
飲み慣れた人ほど感じやすい部分。
バランタイン、ファイネストはイマイチって聞いてたけどグラス付きが3桁で売っててつい買ってしまった。微かに香るバニラ。嫌いな人少なそうな無難な感じで物足りない。 pic.twitter.com/zh73UlD43f
— 浩輝 (@jsbgfssp) January 8, 2020
ファイネストは
“日常の一杯”として設計されており、
どんな食事にも寄り添うバランス型。
物足りなさ=万能さの表れでもあるのです。

そりゃあ重厚な奴と比べられちゃあねえ。
「美味しい」と支持される声:ポジティブな評判
一方で、
「この値段でこの品質はすごい」
「一番安心して飲める」
というポジティブな意見も多数。
実際、ファイネストは“入門酒の完成形”
とも言える安定感を持っています。
スコッチ入門酒として親しまれている
ウイスキー初心者にとって、
最初の一杯で印象が決まることも多いですよね。
ファイネストはクセが控えめで、
飲みやすさとスコッチらしさをほどよく両立しています。
久しぶりにお酒の事でも語ろう!
今夜、飲んでいるのは#バランタイン ファイネストだ🥃低価格でありながら、どことなく高貴な香りと味わいだ。
さすがに、ヴィクトリア女王より王室御用達のお墨付きを得ているウイスキーである👑
あまり、クセもない為、#ウイスキー 初心者でも楽しめるだろう。 pic.twitter.com/56JPM2j9XW
— 大羽良克(おおばよしかつ)【役者】 (@1neko_1) November 24, 2023
初心者にとって大きな魅力。
「初めて飲んだウイスキーがバランタイン」という人が、
その後のスコッチファンになる――
そんなエピソードもあるはず。

たぬき腹は何番目に飲んだのだろう…。
コスパが高く日常酒に最適
バランタイン ファイネストがエグいのは
このクオリティで
1000円台前半という事実。
ストックしておいても飽きがこず、
コスパの良さが際立っている。
バランタインのファイネスト
安くてハイボールにすると美味い。コスパがいい。高けりゃ良い物ではない事を実感する。 pic.twitter.com/sPpKYFNYne— Mrモンキー (@Mr_monkey_noff) February 22, 2021
「仕事終わりにハイボール」
「休日にロックでゆっくり」
――どんなシーンにも馴染む万能さが、
多くの人に支持される理由なのは間違いない。

これはほんまにそう。
ハイボールやカクテルに合わせやすい
軽やかな風味はハイボールとの相性抜群。
炭酸で割るとスモーキーさがやわらぎ、
柑橘やハチミツの香りが引き立ちます。
とりあえず…バランタイン ファイネストでハイボールで。安くてうまい🥃 pic.twitter.com/052SyIuK3L
— Nemunpas (@nemunpass) August 15, 2025
また、ジンジャーエール割りや
ウイスキーソーダなどの
カクテルベースにも使いやすく、まさに万能。
美味しく楽しむための飲み方アレンジ
バランタイン ファイネストは
飲み方によって印象がのびのびと変わります。
バランタイン ファイネストを最大限に楽しむなら、
以下の飲み方がおすすめです。
- ハイボール:氷を多めにして冷たく仕上げると爽快感アップ
- ロック:時間とともに変化する香りとコクをゆっくり味わえる
- トワイスアップ:加水で甘みが引き立ち、飲み口がやわらかくなる
初心者でも楽しみやすいアレンジが豊富な一本です。

割って飲むのがまあ無難にうまい。
結論&まとめ:バランタイン ファイネストが向いている人/向かない人
派手さはないけれど、
毎日の一杯として寄り添ってくれるスコッチ。
「まずい」と言われる理由の多くは、
求めている方向性が違うだけで、
ウイスキーとしての完成度は極めて高い一本です。
向いている人
- スコッチを試してみたい初心者
- コスパ重視で普段飲み用を探している人
- ハイボールやカクテルで楽しみたい人
向かない人
- シングルモルトの濃厚さや重厚感を求める人
- 強烈なスモーキーさを期待している人
- アルコール感の強さが苦手な人
結論:
バランタイン ファイネストは
「軽やかさと複雑さを兼ね備えた、
万人向けのエントリースコッチ」。
評価が分かれるのは事実ですが、
自分の飲み方や好みに合わせれば、
価格以上の満足感を得られる一本です。

ほんとおすすめよ。





















