【評価】ジェムソン トリプルトリプルは「まずい」?|三種の樽が奏でる極上の余韻

アイリッシュウイスキー

「緑のジェムソン」とは一線を画す、あの洗練された佇まい。

初めてグラスに注いだ瞬間、アルコールの刺々しさが一切消えた「シルクのような質感」に、私は思わず言葉を失いました。

「アイリッシュは飲みやすいけれど、少し物足りない」

もしあなたがそう感じているなら、この一本は心地よい裏切りをくれます。

三回蒸留と三種の樽が織りなす、幾重にも重なる果実の層。

日常の喧騒を忘れ、ただ静かに「溶けるような一杯」を愉しみたい夜に、これ以上の相棒はいません。

たぬき腹
たぬき腹

あの飲みやすさMAXのジェムソンの兄弟ボトル…!!


【筆者テイスティング】五感を研ぎ澄まして出会う、果実の旋律

まずは、ジェムソン トリプルトリプルを私が実際に飲んで感じた味わいについて。

【テイスティング】五感を研ぎ澄まして出会う、果実の旋律 ジェムソン トリプルトリプル

実際に私が一本飲み干す過程で見つけた、時間とともに変化する香り、そして喉を通り過ぎた後に残る「陽だまりのような温かさ」をありのままに記します。

テイスティングノート

  • 香り: 完熟した洋梨の皮を剥いた瞬間の瑞々しさ。奥から顔を出すバニラビーンズの甘い誘惑と、栗樽から生み出されたのか、蒸し栗のような風味。
  • 味わい: 搾りたてのオレンジ果汁にシナモンをひと振りしたような、スパイシーかつクリーミーな舌触り。ナッツやカカオなどの香ばしさ。
  • 余韻: ナッツ感とすっきりとしたフルーティーさ、それに加えて樽のスパイシーさが絶妙なバランスで駆け抜ける。
たぬき腹
たぬき腹

さすがのジェムソン、飲みやすさMAX。

テイスティングチャート

ジェムソン トリプル・トリプル テイスティングチャート

ジェムソン トリプル・トリプルテイスティングチャート(5段階)

たぬき腹
たぬき腹

バランスもMAX。

日常で近くに置いておきたい一本です。


SNSを徹底調査!「まずい」という声が見つからないほどの高評価

購入前に「失敗したくない」と考えるのは当然です。

SNSを徹底調査!「まずい」という声が見つからないほどの高評価 ジェムソン トリプルトリプル

私も今回、あえて「まずい」「微妙」といったネガティブな声をSNSで徹底的に探してみましたが……驚くことに、そうした声はほとんど見つかりませんでした。

「まずい」どころか「見つけたら即買い」の声が圧倒的

実際にSNSで目にするのは、非常にポジティブで幸福度の高い感想ばかりです。

「まずい」と検索されるのは、この圧倒的な滑らかさが「本当にウイスキーなの?」という疑念を抱かせるほどの完成度だからかもしれません。

なぜこれほどまでに愛されるのか?

このボトルの特徴をあえて一言で表すならば、「飲みにくいと感じさせる要素がゼロ」。

これこそが、多くの穂意図に受け入れられる最大の要因だと考えます。

ストレート、ロック、ハイボールといったどんな飲み方でも美味しく飲むことができる。

ウイスキー初心者から、数々のボトルを飲んできた熟練者までを等しく満足させる、懐の深さがこのボトルの真骨頂と言えます。

ジェムソン トリプルトリプル 700ml
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【プチコラム】三種の樽(トリプル・カスク)が生み出した、唯一無二の奥行き

バーボン樽、シェリー樽、そして「マラガワイン樽」。

三種の樽(トリプル・カスク)が生み出した、唯一無二の奥行き ジェムソン トリプルトリプル

この三つ目のピースが加わったことで、従来のジェムソンにはなかった「品格」が備わりました。

マニアをも唸らせる、このボトルの心臓部について語らせてください。

マラガカスクがもたらした「濃密な甘み」の正体

スペインの甘口強化ワイン「マラガ」の樽。

これが使われているウイスキーは非常に珍しく、トリプル・トリプルに「レーズンやドライプルーンのような深み」を与えています。

マラガカスクがもたらした「濃密な甘み」の正体 ジェムソン トリプルトリプル

バーボン樽のバニラ、シェリー樽のナッツ感に、マラガの濃厚な果実味が加わることで、味の立体感が生まれるのです。

定番の「スタンダード」や「ブラックバレル」との決定的な違い

スタンダードよりもリッチで、ブラックバレルよりもフルーティー。

ジェムソン 定番の「スタンダード」や「ブラックバレル」との決定的な違い

ブラックバレルが「焦がし樽による香ばしさ」を強調しているのに対し、トリプル・トリプルは「果実の瑞々しさ」に特化しています。

ジェムソンファミリーの中でも、最も華やかで気品のある位置付けと言えるでしょう。

JAMESON (ジェムソン) スタンダード 700ml
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ジェムソン ブラック・バレル 700ml
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トリプルトリプルを120%愉しみ尽くす飲み方

どんなに良い酒も、作法を間違えればその輝きを失います。

【プロ推奨】トリプルトリプルを120%愉しみ尽くす飲み方 ジェムソン トリプルトリプル

このボトルの「繊細な果実味」を一切逃さず、最後まで美味しく味わうための、筆者とっておきのスタイルを提案します。

まずは「ストレート」で、加水せずにその質感を愛でる

43%という絶妙な度数は、ストレートでも全く喉を焼きません。

まずはそのまま、シルクのような舌触りとマラガ樽由来の甘みをダイレクトに感じてください。

チューリップ型のグラスを使うと、香りのボリュームが一段と増します。

【ロック】氷が溶けるほどに花開く、冷えた果実の甘み

ストレートの次にぜひ試してほしいのがロックです。

個人的にはロックが一番好みでした。

冷やされることでシルクのような舌触りはさらに洗練され、まるで「冷えたトロピカルフルーツ」を頬張っているかのような瑞々しさが喉を駆け抜けます。

氷が少しずつ溶け、加水が進むにつれて眠っていたバニラや蜂蜜の香りが一気に立ち上がり、デザートのような贅沢な一杯へと変貌していく過程は、まさに至福のひとときです。

ロックを美味しく飲むための記事はコチラになります。

贅沢すぎる「濃いめのハイボール」という選択肢

炭酸で割っても、その骨格は崩れません。

むしろ、弾ける泡とともにプラムやベリーの香りが鼻を抜け、最高にリフレッシュできる一杯になります。

圧倒的飲みやすさは健在です。

ハイボールで最高においしく飲みたい方はこちらの記事もチェックしてみてください。


【まとめ】三種の樽が奏でる、究極のスムースをその手に

「飲みやすさ」を「芸術」にまで高めたジェムソン トリプルトリプル。

三回蒸留の清らかさと、マラガワイン樽が生む濃密な果実感は、アイリッシュウイスキーの新たな地平を見せてくれました。

「まずい」という先入観でこの調和を逃すのは、あまりにももったいない。

日常に心地よい「余白」をくれるこの贅沢な1本を、ぜひあなたの棚に加えてみてください。

ジェムソン トリプルトリプル 700ml
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たぬき腹
たぬき腹

普段飲みの最強格!

ぜひ飲んでみてほしいですね。

コスパが良くて美味しいウイスキーを探している方、ぜひこちらの記事も参考にしてみてください。

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