最近、お店の棚やSNSで「ジャパニーズウイスキー」という言葉をよく目にしませんか?
世界中で人気が高まっていることもあり、「なんとなく凄そう」「一度は飲んでみたい」と思っている方も多いはずです。
でも実は、何をもって「ジャパニーズ」と呼ぶのか、その本当の姿を知っている人は、ウイスキー好きの間でも意外と少ないのが現状です。
そこで今回は、年間100本以上のウイスキーを味わってきた経験から、知っているようで知らない「定義」の面白さと、今こそ味わうべき自信の一本をご紹介します。
これを読み終える頃には、ラベルを見る目が変わり、次の一杯がもっと楽しみになっているはずですよ。
知っているようで知らない、ジャパニーズウイスキーの「新定義」
2021年に日本洋酒酒造組合によって制定された、ジャパニーズウイスキーの新しい基準についてお話しします。

「何が日本産として認められるのか」というルールを知ることで、目の前の一本に込められた造り手のこだわりが、より鮮明に見えてくるようになります。
原材料と製造地に秘められた「日本育ち」の証
新定義では、ジャパニーズウイスキーを名乗るために「麦芽(モルト)」を必ず使用し、日本国内で採水された水を使うことがルールとなりました。
さらに、糖化から蒸留までをすべて国内の蒸留所で行う必要があります。
「日本の水と日本の蒸留所」で生まれること。これが、本物のジャパニーズウイスキーとしての絶対条件になったのです。
3年という歳月が育む深い味わい
蒸留されたばかりの透明な原酒は、日本国内で3年以上、木製の樽の中で眠りにつかなければなりません。
この「熟成」の時間を日本で過ごすことが、私たちの知る琥珀色の輝きと深い香りを生み出します。
CROSSROAD LABさんのこちら動画でとてもわかりやすく解説されていますのでぜひチェック!!

今私たちが飲んでいるボトルは、少なくとも3年以上日本の四季を乗り越えてきた結晶なんですよ。
【保存版】新しい定義をクリアした主要な銘柄たち
「どの銘柄が定義を満たしているの?」という疑問に応えるべく、主要なメーカーのラインナップを整理しました。
これを知っておけば、自分用はもちろん、大切な人への贈り物を選ぶときも自信を持って手に取ることができます。
日本を代表する3大メーカーの適合銘柄
サントリー、ニッカ、キリンといった歴史あるメーカーの中で、以下の銘柄は新定義に合致した「日本育ち」のウイスキーです。
- サントリー:山崎、白州、知多、響、ローヤル、オールド、リザーブ
- ニッカ:竹鶴、余市、宮城峡、カフェグレーン、カフェモルト
- キリン:富士
これらの名前を聞くと「あ、知ってる!」となるものも多いはず。これらはすべて、日本の蒸留所で丹精込めて造られた誇り高き銘柄です。
今、最も目が離せない「クラフト蒸留所」
最近では、小規模ながら世界を驚かせるウイスキーを造る「クラフト蒸留所」も注目されています。
- ベンチャーウイスキー(秩父蒸留所):イチローズモルト 秩父
- 江井ヶ嶋酒造:あかし(シングルモルトシリーズ)
- 本坊酒造(マルス信州・津貫蒸留所):駒ヶ岳、津貫
その土地ならではの個性が詰まった逸品ばかりです。
📣 ウイスキーファンも唸る「クラフトの熱意」
遅ればせながら…
昨日は2回目の秩父蒸留所見学へ今回は第二蒸留所・樽工場まで見学することが出来、よりイチローズモルトが好きになりました😊
限定物ばかりに目が行きがちですが、こだわりを見聞きした上でのホワイトラベルも格別だなと🥃 pic.twitter.com/hegAzEhZTQ— はる (@Haru18306086) July 5, 2021
マルス駒ヶ岳蒸留所見学
めっちゃ良い香りです、試飲したかった🥺 pic.twitter.com/SawboOZpM0— 飛鳥46💨→シロウ (@asuka46_s1000r) June 15, 2024
本日は午後から休暇取得して
江井ヶ嶋酒造/蒸留所見学に
行って来ました〜無料なのね😳
蒸留設備の見学も楽しかったが
おいしい日本酒やひねぽん入手〜
新酒もかなり旨旨で購入〜
蒸溜所限定が#18が出てました!#TWLC #KWL #Whisky #江井ヶ嶋 @AkashiKamitaka pic.twitter.com/M3FJ0u35HJ— YANMO (@YANMOsan) December 22, 2025

クラフト蒸留所の魅力は、なんといっても造り手の顔が見えるような熱量です。
SNSでの盛り上がりを見ても、その人気と信頼の高さがよく分かりますね。
世界の個性をブレンドする「ワールドブレンデッド」という選択
ここで少し、ウイスキー選びがもっと楽しくなる知識をお伝えします。
新定義の「すべて日本国内で」という枠には当てはまらないものの、あえて海外の原酒をブレンドすることで、新しい美味しさを追求している銘柄もあります。
日本のブレンディング技術が光る「碧Ao」や「フロム・ザ・バレル」
例えば、サントリーの「碧Ao」やニッカの「フロム・ザ・バレル」などは、世界中の原酒を日本の熟練ブレンダーが仕上げた傑作です。
これらは定義上「ジャパニーズウイスキー」とは呼べませんが、「日本が世界に誇るブレンド技術の結晶」として、非常に高い評価を受けています。
【厳選】今こそ味わいたい、本物のジャパニーズウイスキー
最後に、定義をクリアした銘柄の中から、初めての方にも愛好家の方にも心からおすすめしたいボトルをご紹介します。
山崎・白州(サントリー)|日本の四季が育んだ香り
ジャパニーズウイスキーの代名詞。

山崎の重厚で華やかな香りと、白州の清涼感あふれる味わいは、まさに日本のウイスキーの頂点です。

サントリー シングルモルト ウイスキー 山崎 [日本 700ml ]

サントリー シングルモルト ウイスキー 白州 [日本 700ml ]
余市・宮城峡(ニッカ)|北の大地と杜の個性を愉しむ

ニッカが守り続ける伝統的な味わいは、飲むたびに新しい発見があります。

ニッカ ウイスキー シングルモルト余市 ウィスキー700ml ギフト プレゼントに

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富士(キリン)|御殿場の清らかな水が生む透明感
キリンの富士御殿場蒸留所で造られる富士は、驚くほどクリーンで飲み飽きない味わいです。

私はこの富士に注目しており、今後が楽しみなウイスキーとしてこれらも後を追いかけていくつもりです。
サントリーの白州や山崎と違い、入手が困難でなく、価格もプレミアがついていない今のうちにぜひ触れてほしいですね。
毎日の晩酌を贅沢にしてくれる一本になるはずです。

富士 キリン ウイスキー700ml シングルモルトジャパニーズウイスキー ウィスキー ギフトセット

富士 キリン ウイスキー700ml シングルグレーン ウィスキー ギフトセット
まとめ:正しい知識は、ウイスキーをさらに美味しくする
ジャパニーズウイスキーの定義について、少し身近に感じていただけたでしょうか。
ルールを知る前と後では、ボトルを眺める時の気持ちが少し変わっているはずです。
定義を知ることは、造り手が守りたかった「誇り」を知ることでもあります。
納得感を持って選んだ一杯は、きっとこれまで以上に豊かな時間を運んできてくれるでしょう。
ぜひ、あなただけのお気に入りの一本を見つけて、素敵なウイスキータイムを過ごしてください。








































