この記事のラインナップ
(Jameson Irish Whiskey)
は1780年に誕生した、
世界で最も有名な
アイリッシュウイスキーのひとつです。

いまや世界120か国以上で
親しまれていますが、
日本のネット上では
「薄い」「まずい」
といった意見も少なくありません。
でも、ぼくは飲むたびに思うんです——
「これほど飲みやすくて、
優しいウイスキーは他にない」 と。
クセがなく、
フルーティーで、
どんな飲み方でも素直に馴染む。
この軽さを“物足りない”
と感じる人もいるけれど、
ぼくにとってはむしろ
“肩の力を抜いて楽しめる最高のバランス”。
この記事では、
そんなジェムソンの口コミを整理しながら、
“まずい”と感じる理由、
そして“美味しい”と感じる人の視点を
丁寧にひも解いていきます。

この前も、
知り合いの喫茶店で
一本空にしちゃった()
ジェムソンは本当に「まずい」のか?口コミで分かる評価
ジェムソンに対する評価は真っ二つ。

「薄い」「物足りない」
とネガティブに捉える人がいる一方で、
「飲みやすい」「スムーズで美味しい」
と好意的な声も多く寄せられています。
実際の口コミを整理していくと、
その二面性がはっきり見えてきます。
「まずい」と言われる口コミまとめ
まずは、ジェムソンを
「まずい」と感じた人の
口コミを整理します。
- 「味が薄くて主張がない」
- 「アルコールの刺激が強くて荒っぽい」
- 「甘みが強く、バニラの香りが人工的に感じる」
- 「余韻が短く、物足りない」
今日の晩酌は、鍋とジェムソン。
普段にはあまりジェムソンを飲まないね。味は薄いから。イオンでコールドブリューというコーヒーバージョンを見つけて、買ってみた。美味しいと言えないが、ハイボールならば、味濃い鍋に合うかもねと思った。結局まぁまぁだなw pic.twitter.com/GW04N3IXRC— Tei (@ryouma_ito) December 23, 2024
初ジェムソン。
ストレートはアンコール感強くて飲み難かったけど、ハイボールは非常に飲み易い。
ロックだとアルコールの香りは消えるけどピリピリと辛みに近い刺激が残る。
アイリッシュは復活飲まないから新鮮味はある。 pic.twitter.com/mfeo762V0O— FAZZ (@fazzdegozaimasu) March 22, 2020
ジェムソン。初アイリッシュウイスキー。トゥワイスアップで。
滑らかで軽い口当たりでした。クセがなくてすごい飲みやすい。いつでも飲める。物足りないと感じる人もいるかも? pic.twitter.com/Hf6SULSCnV— なかた (@kogu11saki) June 20, 2020
ネガティブな評価の多くは、
「味の軽さ」や「香りの控えめさ」
に集中しています。
とくにストレートで飲んだ人からは、
「あっさりしすぎて満足感がない」
という意見が多い傾向。
コクや重みを求める人にとっては、
確かに物足りなく感じる部分があるでしょう。

ここは飲み方にもよるけどね。
「美味しい」と評価される声まとめ
一方で、ジェムソンを
高く評価する声も根強いです。
- 「スムーズでクセがなく、初心者に優しい」
- 「カクテルやハイボールにすると香りと甘さが映える」
- 「価格が手頃で毎日の晩酌にちょうどいい」
- 「アイリッシュらしい軽快さが心地よい」
本日もオープンしております!
ウイスキーのラインナップに、アイリッシュウイスキーのジェムソンが加わりました!スムースでクリアな味わいは、ウイスキー初心者の方にもオススメです! pic.twitter.com/8vW6VLmFU2— スタンディングバー 北川洋酒店 (@kitagawa_sake) October 4, 2019
【ミクのおすすめウィスキー🥃】
JAMESON(ジェムソントニック)
No. 1アイリッシュ・ウィスキーとの呼び声も高い世界で長く愛飲されているジェムソン、
トニックウォーターとの相性バツグンなんです!
ジントニックとも違う雰囲気で飲みやすいカクテルになってますので普段飲まない方もぜひぜひ☺️✨ pic.twitter.com/dD7ravaC7h— ミク@CoCo新宿2丁目 (@CoComikukashii) April 14, 2024
ただいま。今日からジェムソンが晩酌の主役。ストレートはバニラのような甘さと甘い香りがのこる。ハイボールにすると樽熟香とラムレーズンのような甘味が引きずり心地よい #ツイッター晩酌部 #ウイスキー #TWLC pic.twitter.com/uWLLqfPaPt
— 旅立ちは素敵なり (@goodtravel_food) January 10, 2019
好意的な口コミでは、
“飲みやすさ”と“香りの柔らかさ”
に魅力を感じている人が多く見られます。
「まずい」と感じる理由
なぜジェムソンは
「まずい」と言われるのでしょうか?
ここでは、
ネガティブな印象を持たれる理由を
具体的に整理します。

口コミを分析すると、
以下の3つに整理できます。
ライトで薄いと感じる
ジェムソンは3回蒸溜を行い、
非常にスムーズな仕上がりになっています。
これはアイリッシュウイスキーの
伝統的な特徴でもありますが、
スコッチのような強いモルト感や
アイラモルトのスモーキーさを
好む人にとっては「軽すぎる」と感じられます。
お盆にそんなに出費しなかったし、と自分に言い聞かせつつ、久しぶりにウイスキー『ジェムソン』(700ml)を買ってしまった。
すんません、正直あんま美味しく感じない、自分には。
おいしいまずいの前に、薄い。 微妙に高くなるけど、これなら『ホワイトホース 12』年のほうが味わいを楽しめる。 pic.twitter.com/F1ZjzUzKkv
— WPFanBlog (@WPFanBlog) August 20, 2024
期待していた重厚感がないため、
「薄い=まずい」と表現されるのです。
アルコール感の刺激
アルコール度数は40%と標準的ですが、
ライトな味わいゆえに
アルコールの刺激が
際立って感じられることがあります。
ジェムソン、700ml、2000円
飲みやすいとか言われることが多いんですが、やはり最初はアルコールの刺激が強いような…瓶を開けたてだからだろうか…しかし、グラスの中を泳がしてみても、なかなかアルコール臭が抜けてくれない…
しばらく家で寝かしておきます…
— Professor in Japan (@Vioi0jvaKT96023) September 14, 2025
特にストレートやロックで飲んだときに
「ピリつく」「荒い」という感想が
出やすいです。
甘み・バニラ香が苦手
ジェムソンはオーク樽熟成によって
バニラやキャラメルの甘い香りを持ちます。
ジェムソンとかいうウィスキー試してみた
後味に変な甘ったるい感じ来るわ
苦手— もとはる (@M_harurururu_O) March 3, 2017
この香りは「飲みやすい」
と高評価につながる一方で、
「甘ったるい」
「軽すぎて安っぽい」
と感じる人もいます。
甘さへの好みの違いが、
評価を大きく分けるポイントになっています。
「美味しい」と評価される理由
反対に、ジェムソンを愛飲する人の声を見てみましょう。
ここでは“軽さ=悪”ではなく、
“軽さ=飲みやすさ”
として捉える視点がポイントです。
スムーズで飲みやすい
3回蒸溜によるなめらかさは、
ジェムソン最大の特徴です。
\アイリッシュウイスキーの代名詞/
ジェムソンの特徴は伝統的な大きなポットスチルを用いて3回蒸溜する製法‼️蒸溜を繰り返すことで独特のなめらかな口当たりに✨爽やかでクセが少なく、アルコールの刺激も少ないためスイスイ飲めてしまいます🥃😋#Whisky #バー #錦3 #TWLC pic.twitter.com/e6weUl8m85— PianoとWhiskyの店MaiMai (@pf_mai) November 26, 2020
クセが少なく、
スッと喉を通る軽さは
初心者にとって大きな魅力。
「ウイスキーが苦手だったけど、
ジェムソンなら飲める」
という声も少なくありません。
カクテル・ハイボール適性
ジェムソンは
ストレートでは軽く感じますが、
炭酸で割ると一気に印象が変わります。

ハイボールにすると、
甘みとフルーティさが引き立ち、
爽快感がプラスされます。
ジンジャーエールやコーラとの相性も良く、
バーでも定番のカクテルベースとして
活用されています。

たぬき腹はハイボールでよく飲むかな。
2000円台から楽しめるコスパ
国内では700mlボトルが
2,000円台前半から購入可能。
この価格で世界的ブランドの
品質を味わえる点は、
やはり魅力的。
コスパの良さから
「常に家に置いておきたい1本」
と評価する人もいます。
ジェムソンの基本情報と味わい(テイスティングノート)
口コミだけでは主観的になりがちです。
ここで公式の情報やテイスティングノートをもとに、
ジェムソンの実像を整理しておきましょう。
- 香り:バニラとキャラメルの甘い香りが第一印象。続いてリンゴや洋梨といったフルーティなニュアンス。奥にはナッツやトーストしたオークの香りも感じられる。
- 味わい:非常になめらかで、甘み主体。グレーン由来の軽やかさと、ポットスティルモルト由来のふくらみがバランスよく共存。スパイスがほんのり加わり、単調さを和らげている。
- 余韻:短めでクリーン。甘みとわずかなビターさが残り、スッと消える。しつこさがないため飲み飽きしにくい。
この「軽快でクリーン」
という特徴こそが、
ジェムソンが世界中で親しまれる理由です。

芸術的なまでの
飲みやすさと
飲みごたえの
マリアージュ。
どんな人におすすめ?向かない人は?
ジェムソンの特徴は
「軽さ」と「優しさ」。

その個性をどう捉えるかで、
向き・不向きがはっきり分かれます。
おすすめできる人
- ウイスキー初心者で、まずは飲みやすいものから試したい人
- ハイボールやカクテルで楽しみたい人
- コスパを重視し、毎日の晩酌用に手頃な一本を探している人
- 軽やかで爽快な飲み口を求める人
向かない人
- アイラモルトのようなスモーキーで個性的な味を好む人
- 山崎やマッカランのような重厚で複雑なシングルモルトを期待している人
- 長い余韻や深い熟成感を求める人
まとめ|ジェムソンは「まずい」?それとも飲みやすい?
結論、ジェムソンは“まずい”のではなく、
「素直なウイスキー」。
クセがないからこそ、
どんな場面でも邪魔をしない。
飲む人のコンディションや
気分に寄り添ってくれる、
そんな包容力を持っている、
世界中で愛される理由があるウイスキーです。
3回蒸溜によるスムーズさ、
フルーティで甘みのある香り、
2000円台から楽しめるコスパ。
そして何より、
ハイボールやカクテルにしたときの万能さは
「まずい」とは正反対の魅力を発揮します。
結論:ジェムソンは「まずい」ウイスキーではなく、
飲み方と好みによって評価が分かれるライト&スムーズな名門ボトル。
初心者には入門の一本として、経験者には気軽なデイリーボトルとして、
幅広い層におすすめできるウイスキーです。

絶対に誰かには刺さるはず。
ぜひ!




