サントリーローヤルは本当に「まずい」?古き良きウイスキーの代表格を飲んでみた

日本のウイスキー

この記事のラインナップ

  • 口コミで分かるサントリーローヤルの評価
  • サントリーローヤルの基本情報と味わい
  • サントリーローヤルを『まずい』と感じる理由
  • サントリーローヤルが『美味しい』とされる理由
  • おすすめの飲み方と楽しみ方
  • 価格とコストパフォーマンス
  • どんな人におすすめ?向かない人は?
  • まとめ|サントリーローヤルは「まずい」のか?

サントリーウイスキーの中でも

長い歴史を持つ

サントリーローヤル」。

サントリーローヤルは本当に「まずい」?口コミと評価で分かる真相と美味しい飲み方

高級ウイスキーの

代名詞として親しまれてきました。

しかしながら、

「昔の酒ってクセが強そう」

「アルコール感が立ってまずいのでは?」
ローヤルには、

そんな先入観がつきまといます。

でも、グラスを傾けてみると印象は違う——。

複雑さと奥ゆき、

そして“物語”が香る一本です。
ここでは口コミの“両面”を整理し、

味わい・飲み方・価格帯まで、

たぬき腹の目線で丁寧に解説します。

たぬき腹
たぬき腹

たぬき腹は入門編として買ったなあ。


口コミで分かるサントリーローヤルの評価

サントリーローヤルの評判は、

まずい」と「美味しい

で大きく分かれています。

口コミで分かるサントリーローヤルの評価

まずは世の声を素直に眺めてみましょう。

良い・悪いの双方に理由があります。
結論を急がず、

評価の分かれ方を把握するのが近道です。

「まずい」と言われる口コミまとめ

  • 「古臭い香りがして苦手」
  • 「渋みが強くて飲みにくい」
  • 「値段に見合わない味だと感じた」

特に若い世代や軽めのウイスキーに慣れている人からは、

香りや渋みを「クセ」と捉え、ネガティブに評価する声が目立ちます。

「美味しい」と評価される声まとめ

  • 「香りに奥行きがあって贅沢感がある」
  • 「古酒っぽい落ち着きがあり特別感がある」
  • 「贈り物として喜ばれる」

長くウイスキーを飲んできた人や、

贈答用として購入した人からは

高評価が寄せられています。

たぬき腹
たぬき腹

ボトルが渋い。


サントリーローヤルの基本情報と味わい

口コミを理解するためには、

そもそもサントリーローヤル

どのようなウイスキーなのか

を知っておくことが大切です。

サントリーローヤルの基本情報と味わい

ブランドの歴史や製法、

味わいの特徴を確認していきます。

ブランドの歴史と位置づけ

サントリーローヤルは1960年、

サントリー創業60周年を記念して

発売されたウイスキーです。

ブランドの歴史と位置づけ

当時は「最高峰のブレンデッド

として位置づけられ、

贈答用ウイスキーの代表格

として広まりました。

長く愛されてきたブレンデッドの代表格。
“重厚さよりも端正さ”を志向し、

家庭の食卓にも馴染む上品さを備えます。

使用される原酒と製法の特徴

山崎蒸溜所や白州蒸溜所モルト原酒を主体に、

グレーンウイスキーをブレンド。

「サントリーローヤル」 使用される原酒と製法の特徴

バランス重視の設計で、甘みと渋みが共存する味わいが特徴です。

テイスティングノート(香り・味わい・余韻)

  • 香り:蜂蜜やキャラメルの甘さ、熟した果実(プラムやレーズン)、ほのかな樽香と柑橘のニュアンス。
  • 味わい:やわらかで甘みが主体。バニラやチョコのような風味に、レーズンやドライフルーツのコク、軽いビター感が重なる。
  • 余韻:甘みとウッディさが長く残り、ほろ苦さや樽由来の渋みが後味を引き締める。

過度に主張しない樽香で、

全体の輪郭をきれいに整えています。

たぬき腹
たぬき腹

なんかリッチな感じがするんだよね。


サントリーローヤルを『まずい』と感じる理由

まずい」と言われる背景には、

いくつか共通点があります。

サントリーローヤルを『まずい』と感じる理由

ここではネガティブな評価に

つながりやすい要素を具体的に取り上げます。

古酒特有の香りや渋み

熟成感を

芳醇」と捉える人もいれば、

古臭い」と感じる人もいます。

ここが好き嫌いを分ける大きな要因です。

アルコール感やクセの強さ

ストレートで飲むとアルコールの刺激が目立ち、

舌に残る渋みやえぐみが強調されるため、

慣れていない人には飲みにくく感じられます。

価格と期待値のギャップ

かつては高級品だったため、

今でも「高い=最高級

というイメージを持つ人が多いです。

しかし、現行ボトルは3000円台で購入でき、

期待したほどの

華やかさがないと感じる人もいます。


サントリーローヤルが『美味しい』とされる理由

一方で「美味しい」と高く評価する人も多くいます

サントリーローヤルが『美味しい』とされる理由

ローヤルならではの魅力や

ポジティブな要素をまとめ、

なぜファンが存在し続けるのかを探ります。

複雑で奥行きのある香味

熟成したプラムや

ドライフルーツのような香り、

バニラやチョコの甘みが重なり合い、

複雑さが楽しめます。

ストーリー性のあるブランド背景

サントリーの節目に生まれたブランドであり、昭和から続く伝統の一本

長く愛されてきた

“家飲みのハレ”を担う一本。
ラベルを見た瞬間に思い出が立ち上がる、

そんな情緒も含めて“おいしさ”。

ギフトや特別な場面での価値

ボトルデザインが高級感を持ち、

今でも「特別なお酒

という印象を与える点が支持されています。

「外さない」贈り物としてのバランスが優秀です。

たぬき腹
たぬき腹

ボトルのデザインんがほんとに良き。


おすすめの飲み方と楽しみ方

ここがいちばん大事。

飲み方で評価は激変します。

ストレートや水割り、ハイボールなど、それぞれの飲み方での特徴を整理してみましょう。

ストレート・ロックで味わう場合

古酒らしい香りや

複雑さを楽しみたいならストレート

アルコール感を和らげたい場合は

ロックがおすすめです。

水割り・ハイボールで軽やかに

水割りにすると渋みが抑えられ、

ハイボールでは香ばしさと

甘みのバランスが際立ちます。

食事との相性(和食・洋食)

和食の煮物や焼き鳥、

洋食ではチーズやビーフシチューなど、

味の濃い料理と好相性です。

サントリーローヤル 食事との相性(和食・洋食)

価格とコストパフォーマンス

多くの口コミで

価格とのバランス

が話題になるサントリーローヤル

価格とコストパフォーマンス サントリーローヤル

値札と満足の“釣り合い”をどうとるか。
ローヤルは上質な日常酒としての

費用対効果で評価するのがコツです。

現行ボトルの実売価格

サントリーローヤル(700ml):希望小売価格3,900円
 特定の販売店や限定ボトルではもう少し高値になることもあります。

たぬき腹
たぬき腹

絶妙な価格設定。

過去との価格比較

  • 発売当初は「贈答用」や「高級ウイスキー」として高価格帯に位置づけられていました。
  • 現在は4,000円前後と比較的手の届きやすい価格に落ち着き、「お得」と感じる人もいれば、「昔の高級感が薄れた」と捉える人もいます。

同価格帯の国産ウイスキーとの比較

銘柄参考価格(700ml)特長ローヤルとの違い
サントリーオールド約2,250〜3,200円熟した果実の甘み、まろやかで飲みやすいローヤルよりライトで、渋み・重厚さは控えめ。デイリー寄り。
ブラックニッカ リッチブレンド約1,500〜2,000円バニラやドライフルーツの甘さ、柔らかい口当たり価格は安いが軽快。ローヤルの複雑さ・熟成感には及ばないが、手軽に楽しめる。
サントリーローヤル約3,800〜4,500円渋み・熟成感・複雑さ、ギフト性の高さオールドやリッチブレンドより重厚で特別感がある。

どんな人におすすめ?向かない人は?

サントリーローヤル

万人受けするウイスキーではありません

サントリーローヤル どんな人におすすめ?向かない人は?

どのような人に合っていて、

逆にどのような人には合わないのかを

具体的に示します

ウイスキー初心者と上級者の評価の違い

初心者には渋みや古酒感が強く感じられ、

苦手に思う可能性があります。

一方で上級者や古酒好きには

「深みがある」と高く評価されます。

ギフト用途か自分飲みかで選び方が変わる

贈答用記念用には非常に適していますが、

日常的にライトに楽しみたい人には

向かない場合もあります。


まとめ|サントリーローヤルは「まずい」のか?

最後に、この記事全体を通して分かったことを整理します。

最後は“好み”と“シーン”。
調整すれば化ける端正ブレンデッド

それがローヤルの正体です。

好みによる評価の分かれ方

サントリーローヤルは古酒香・木香・甘苦のバランスが

“刺さる人には最高、合わない人には強い”。
ここを理解して選べば、失敗はぐっと減ります。

飲み方とシーンで印象が変わるウイスキー

温度・加水・炭酸。

小さな工夫で評価が一段上がるタイプ。
和の食卓と合わせたときの完成度は、

ぜひ体験してほしいポイントです。

たぬき腹
たぬき腹

レッツローヤル。